
ス入りがとくに遅く、大きくしても裂根がとても少ない、そろいのよいハツカダイコンです。根は球形で尻づまりがよく、外皮は濃い赤色で肉色は白く、歯切れのよい高品質の品種です。
できるだけ水はけのよい畑を選びます。タネまき予定の2週間ほど前に肥料を適量まき、10cm程の深さに耕します。根をスムーズに伸ばすために、石や雑草の根などを取り除きます。また、未熟な堆肥を種まき直前に与えると根が変形しますので注意します。水はけの悪い畑を利用する場合は、高うね栽培をおすすめします。
点まきは、条間10~15cm、株間2~5cmくらいのところに1cmほどの穴をあけて2~3粒ずつまき、双葉展開~本葉1枚ごろに間引きます。スジまきは、1cm間隔にまき、本葉が2~3枚のころに株間が3cmくらいになるように間引きます。
夏は高温で根形が乱れるので、栽培は難しくなります。土壌には完熟堆肥を十分施して、膨軟で水はけと水もちをよい土をつくります。肥料は温度が高いときは少なめに、低いときは多めに施します。間引きを早めに行い、株間を広くとり、日当たりと風通しをよくします。株間が狭すぎると、根形が悪くなります。
アブラムシやコナガなどの害虫は、見つけしだい捕殺するか、寒冷紗などのトンネル被覆を行い、物理的に防除します。ダイコン類だけでなくキャベツ、コマツナなどアブラナ科作物の連作は避けます。
タネまき後、高温期は20~30日、低温期は50~60日で本葉が5~6枚になり、根の太さが1.5cm~2cmになったら収穫します。収穫適期が短く、収穫が遅れるとスが入るので注意します。数回に分けてタネまきすると長い期間収穫できます。

